去年の9月に渡米してきて、10月からコミュニティカレッジに通い始めました。
まずはELL(English Language Learner)のクラスを2ヶ月で修了し、今年に入ってからはHSE(High School Equivalence)のクラスで英語・社会・理科・数学を学んでいましたが、学期の途中で、新しいコースが開講になるとのお知らせを受けました。
それが、私が一番受けたかったコース...ファーマシー・テクニシャン(Pharmacy Technician)のコースだったんです!😍
日本でも「調剤補助」として、薬剤師の監修のもとに錠剤のピッキングなどを行うテクニシャン制度が導入されてきていましたが(今どうなってんだろう...😅)、アメリカではもうずっと以前からあるファーマシー・テクニシャン、通称「ファーマシーテック」。
薬剤師の監修のもとに作業を行うという点では日本と同じですが、職能は日本の薬剤師に匹敵するぐらい幅広く、在庫管理や保険業務なども入ることから、日本の薬剤師よりむしろやることが多いといえます。
日本で薬剤師として働いていた私は、アメリカの薬局がどうなっているのかとても興味深く、ファーマシーテックとして働いてみたいと思っていました。
通っているコミュニティカレッジでは、ファーマシーテックのコースが今年の秋ぐらいに開講される見通しだと聞いていたので、その前にHSEコースを修了して次にファーマシーテックの専門コースに進もう、と考えていたのです。
こんな、学期の途中にいきなり開講されるなんて思ってもいませんでした。しかも、お知らせを受けたのは開講予定まであと1週間!とか、そんなタイムフレームでした。10日ほど前.まぁ大体いつもこんな感じですけどね...😅
慌てて大学の担当スタッフに連絡をとり、現在のクラスの先生にコースを移る話をし、本来ならコース修了時に受ける試験(post test)の段取りをし...
バタバタと準備をしているうちに、あっという間に日は過ぎて、先日から早速、ファーマシーテックのサポートクラスが始まりました。
授業初日には、バインダーやノート、スケジューラーなどの文具品が大学側から支給されました。
この日はまだテキストが手元に届いておらず、互いの自己紹介などのアイスブレークが主でした。
去年のELLでクラスメートだったペルー人女性が、私と同じように自国で薬剤師をしていた人で、ファーマシーテックのクラス開講をずっと待っていると言っていたので、このクラスに来るかなーと思っていたら案の定いました😊 以前もよく2人で薬のことなどを話していたので、このクラスでの再会を互いに喜び合いました。
宿題が山ほど出るのですが、テキストを読み進めていくにも知らない単語にぶつかっては調べまくって、めちゃくちゃ時間がかかります。
例えば、日本では薬の説明書のことを「添付文書」と言い、英語にすると一般的には"Package Insert"と言われます。でも実際は、"Drug Monographs"と言う方が現場に即していて、さらには"Box Warning"や"Black Box Warning"といった薬の説明書も存在します。さらに、副作用情報が必要な薬剤に関してはMed Guidesという情報提供書をプリントアウトして手渡さなければいけない等、添付文書ひとつとっても細分化されていることを最初の授業で学びました。
覚えることも、理解していくべきこともいっぱい。でも楽しい...😍
ここネバダでは、一昨日から嵐で大荒れの天候となっていて、2回目の授業はリモートで受けさせてもらいました。(学校は開いてたんですが、あまりの風の強さに恐ろしくなって先生に連絡したところ、私だけリモートにしてくれました。ありがたや〜)
4年ぶりの大嵐だそうで、外は大荒れ、家の中ではむつき🐈⬛が大興奮で走り回っていました😁