SSN取得手続きの続きを..と思いつつ、TVから流れてきたニュースを聞いて、今日はこの記事を書くことにしました。
=目次=
コロナ自宅検査キットの無償配布
聞こえてきたニュースは、新型コロナウイルス(COVID-19)の自宅検査キットの無償配布が再開されるというもの。
アメリカ政府の公式サイトで確認してみると、9/25から、アメリカ在住であれば保険がなくても新型コロナウイルス簡易検査キットを無償で入手できるようになります、とのことでした。
公式サイトによると、以前にも無償で配布していたようですね。
なので、すでに家庭で保管している検査キットがある場合、新たにキットをオーダーするのは、古いキットの期限が切れていないかどうか確認してからにして下さい、とのことでした。まだ使えるなら、そちらを使って下さいってことですね。
また、検査キットをオーダーできるのは、下記のいずれかを満たす場合に限られるようです。
- コロナの症状(発熱、喉の痛み、鼻水、味覚または嗅覚の異常)がある
- コロナ陽性と思われる人と濃厚接触してから5日以内
- 重症化する可能性のある人々や、コロナワクチンを接種していない人々との集まりに行く予定がある
どこで入手できるの?
CDCが提供してくれているページ↓で、無償の検査キット入手場所を検索できます。
地域またはZIP Codeを入力すると、近所の薬局やヘルスセンターがヒットするようになっています。
あとは、ヒットした薬局などのウェブサイトに飛んで、オンラインでオーダーを行って送ってもらうか取りに行くか..という流れになるようです。
うちの近くではCVSとWalgreensがヒットしました。どちらもTelehealth(電話診療)対応可のようです。心強い!
ただ、今の段階ではまだ無償配布についての記載がなく、保険を使っての購入になるようでした。
無償配布再開についてはまだ発令されたばかりで 最新ニュースとして流れてきたところなので、各医療機関のサイトにも いずれ無償の扱いが盛り込まれていくかと思います。
話が逸れますが、医療保険もSSN(ソーシャル セキュリティ ナンバー)がないと入れないので、SSN到着待ちの私にはまだ医療保険がありません😅
なので、保険がない人にも検査キットを無償配布してくれる制度は、ありがたいですね〜。
ま、コロナには先日かかったところなので、しばらくは心配ないとは思いますが(いいのか悪いのか..💦)
Test-to-Treat Program
アメリカ行政の公式サイトを読み進めていくと、コロナ検査キットの無償配布だけでなく、Test-to-Treat Programという制度があることに気づきました。
これは、コロナ感染が疑われた場合、検査・診断・薬の処方までの診療行為を1カ所でまとめて行ってくれるというものでした。
どこでその診療行為を受けられるのか、については Test-to-Treat Locationの検索サイトで調べることができます。
👆画像をクリックするとリンク先にジャンプします
"Find Locations"のボタンをクリックすると、ZIP Code入力画面に飛び、検査キット入手場所を検索したときと同じように近所の医療機関を検索することができます。
この医療機関も、先ほどと同じCVSなどの薬局がヒットしました。
検査キットを販売している薬局には 薬を処方できる薬剤師が常勤しているので、検査から処方まで一気にできるわけですね👍
軽症コロナ治療薬(経口)
日本では薬剤師として働いていた私。さーここで、最も興味がある分野、薬の話になります💊
コロナ軽症者の経口治療薬は、現在、日本では下記3剤が承認されています。
- ラゲブリオ(MSD):重症化の危険性がある軽症〜中等症患者に。妊婦等には禁忌
- パキロビッド(ファイザー):重症化の危険性がある軽症〜中等症患者に。重症化リスク低下効果◎
- ゾコーバ(塩野義):重症化リスクなしでも使用可。日本国内で開発、緊急承認済
このうち、アメリカのTest-to-Treat Programで処方される薬剤は、ラゲブリオまたはパキロビッドとのことです。(ゾコーバは日本国内のみだから除外ですね)
この2剤はいずれも、原則として発症後5日以内でないと効果がありません。コロナ陽性と思われる人と濃厚接触してから5日以内でないと検査キットの無償配布を受けられない、という条件は、ここからきているようですね。
ちなみに、CVSでの処方薬はパキロピッドとなっていました。
かからないのが一番ですが、喉の痛みや発熱など怪しいと思われる症状が出てきた場合、すぐに必要な医療が受けられるよう、情報へのアクセス入口としてこちらの記事を書かせて頂きました。
何らかのお役に立てれば幸いです✨