猫と一緒にアメリカへ🇺🇸渡米にまつわるエトセトラ

アメリカ西海岸へ、猫と一緒にお引越し✈️ 出国前の準備から渡米後の生活まで〜知っておけば役に立つ忘備録

米国ビザ面接

猫に関する渡米準備は、一から調べることばかりでホントに時間がかかります。

が、並行して人間の渡米準備も進めていかないと...💦ということで、先日、ビザ面接に行ってきました。

行ってみると、これまた「聞いてないよー😭」的なことがあったので、ここに残しておきたいと思います。

米国ビザ申請はオンラインで

わが家の場合、夫がすでに就労ビザを取得しているので、私は同行家族ビザ。いわゆる配偶者ビザです。

以前、東海岸に住んでいた頃も配偶者ビザでしたが、当時は配偶者は米国内での就労はできませんでした。が、法が改正され、今では配偶者ビザでも米国内で働けるようになっているようです。死ぬ間際まで働きたい私😅には大きなポイントです👍

配偶者ビザで働くために必要な手続きに関してはまた別の記事に書きますね。ここではまず、ビザ申請について。

👆こちらのページにも詳しく説明されていますが、

  1. オンライン申請書DS-160フォームに入力し、オンライン提出する
  2. ビザ申請料金を支払う
  3. 大使館(または総領事館)での面接を予約する
  4. 面接時に持参する書類をそろえる
  5. 面接を受ける

といった流れになります。

流れはつかめたものの、実際に入力していくと、途中で 2点、つまずきました。

  • UID番号ってナニ?
  • 次のページに進まない!

UID番号については、ググりました😅結果、CGI Federal UDI番号というもので、ビザ申請サイトにログインすると右上の方に表示される8桁の番号であることがわかりました。

f:id:mie_pharma:20230423003646j:image

青○で囲ってある部分は、私が加筆したもので、元々の画面にはこのような説明表記がありません。右上の番号が何を示すのか、調べてやっとわかった次第です...渡米準備に関しては、こんな感じのことが多いですね😅なので、今後のためにブログに残しておこうと思ったわけです。転んでもタダでは起きへんでー。

そしてもう1点、「次へ」をいくらクリックしても次のページに進まないのはほとほと困り果てて、もうあきらめようかと思ったぐらいでした。ログインID等を入力し、最後に認証のための英数字を入力して「次へ」をクリックすると、入力した英数字が消えてしまうんです。で、次に進まない。

結局これは、順番としては最後になっている認証英数字の入力を先に行い、そのあとで他の項目の入力や☑︎を行うことで、次のページへ進めました。たまたま順番を変えてみたらうまくいったのですが、これ、画面の順番通りに真面目にやってたら絶対解決できませんよ...皆さんどうしてるんでしょうか、うちの端末のせいなんでしょうか?なぜなのか全くわかりませんが、それ以後も、このように順番を変えて入力するとうまく進みました。まぁ、進んだからヨシとしよう...。

面接日の持ち物と注意点

面接当日は、予約時間の15分前に大使館(総領事館)に到着するように、と指示されています。それより前には着かないようにと。この指示内容は守って正解です。早く着いても、中には入れません。何なら、時間になっても、呼ばれるまでは中に入れません😅 寒かろうが雨が降ってようが外で待つしかないので、できるだけ15分前ジャストに着くのが理想的です。

持ち物の注意点や、面接の流れなどについては公式ページに動画があるのでそれを見ていくとかなり参考になります!

のりこさん、かなりファンキーで面白いです😁 これ観ると、だいぶ安心できると思います😊

ですがここでも、実際に行ってみると「動画と違う💧」ということもあったので、書き出しておきます。

携帯・スマホはすぐ手元に戻ります

大使館(総領事館)はセキュリティが厳しいので、入館時に、空港でやるような手荷物検査を受けます。その際に、携帯端末はカゴに入れて預けますが、セキュリティゲートをくぐったら、すぐに手元に返してくれます。但し、電源は館外へ出るまではオフのままで。全部終わってから、外に出てからでないとスマホを見ることはできません。ご注意を!

電池が入っているものはすべて出して

電池で作動するものは、セキュリティゲートで引っかかるのでポケット等には入れずにすべて出して下さい。モバイルバッテリーやポータブルwi-fi、スマートウォッチなどの他、車のスマートキーもこれに該当します。

カバンはゲートを通さないので、カバンに入れていれば大丈夫。または、携帯を入れたカゴに一緒に入れてもOK*1です。

小銭・カギの束も出して

セキュリティゲート=金属探知機。ポケットに小銭やカギ束をジャラジャラ入れていると、引っかかります。こういったものも、カバンかカゴに出して通りましょう。

カバンは25㎝×25cmでは...?

持ち物は最小限に、カバンの大きさも25cm×25cm、と決められています。..が、他の人を見ると、大きなリュックで来ている人がちらほらいました。えーなんで⁉️私なんて小さいバッグに荷物詰め込んで来たのにー😭

手荷物のセキュリティチェックの際に、カバンは横に倒して下さいーと言われたので、大きいのでリュックでも横に倒して手荷物チェッカーに引っかからない高さのものならOKということなのかも...?でも、真偽のほどは定かではありません。公式ページにもカバンのサイズまではっきり明記されているので、門前払いを食らわないためにも、一応 規定通りのサイズのバッグで行く方が無難でしょう。

参書

これも、詳しくは米国ビザ申請ページで確認した方がいいですが、ビザの種類によって、用意していく書類が少し違っていたりするのでご注意。

オンライン申請書DS-160フォーム。DS-160についての詳細情報はDS-160ウェブページを参照してください。
パスポートは、(米国での滞在予定期間に加えて)少なくとも6ヶ月間有効でなければなりませんが国別協定によってこれが免除される場合があります。パスポートに1名以上が併記されている場合は、ビザを必要とする各人申請書が提出する必要があります。
過去10年間に発行された古いパスポート
証明写真1枚  (5cmx5cm)、6ヶ月以内に撮影した背景が白のカラー写真。(DS-160確認ページ左上に留めてください)。こちらのウェブページに必要な写真の条件に関する情報が掲載されています。注:眼鏡を着用した写真は不可
⑤面接を予約されたことを確認する面接予約確認書を提出してください。面接予約はこちら。
⑥請願書受付番号: 請願書受付番号  (レシートナンバー)はI-129請願書またはI-797請願書許可通知に記載されています。

①:ビザ申請ページからオンライン申請すると、登録したメールアドレスに確認書が届くので、それをプリントアウトして持っていけばOK。

②:パスポートにカバーをつけていたりすると、受付時に外すよう言われます。カバー等は外していきましょう。

③:過去10年以前のものも一応持っていきましたが、「かなり前ですね〜😄」とだけ言われましたw 10年以上前のものは持って行かなくて大丈夫です!

④:家にあった証明写真が5cmx5cmのサイズじゃなかったんですが、とりあえずそれを持って行って、ダメって言われたら当日現場で撮り直そう!と思って行ったところ...明らかに小さいサイズだったんですが、全く何も言われずすんなり通りました😅 サイズ規定とは...?

ちなみに、書類受付フロアにパスポート・ビザ用の証明写真撮影ブースがありましたが、1000円でした💰

⑤:面接予約確認書もプリントアウトして持っていきましょう。

⑥:主たる申請者(うちの場合、夫)のI-129またはI-797をコピーして持っていけばOK。私はI-797のコピーを持って行きました。が、このレシートナンバーは主たる申請者のビザにも記載されていて、書類受付の際はビザに記載されている番号を確認されただけでした。ビザのコピーがあれば、I-フォームは不要かも

同行家族ビザの場合、主たる申請者(夫)のビザのコピー、夫との関係を示す公的書類(戸籍抄本や婚姻証明書など)も必要になります。忘れずに!

面接の順番待ちはアトラクションの待ち行列状態

大使館(総領事館)に入り、セキュリティチェックをパスしたら書類受付窓口へ。まずはここで軽く20〜30分待ちます。書類確認が済んだら、指紋採取へ。

その後、面接フロアへ移動します。ここからさらに時間がかかりそうなので、この移動時にお手洗いを済ませました。(結果、大正解)

面接フロアに着くと、「手前で座らずに、奥まで行って下さい」という指示があるんですが、その指示通りに奥まで..行くと..

面接ブースの手前から、延々と続く長蛇の行列が...😱 USJのアトラクション待ち行列か⁉️というぐらい長い行列ができていました。最後尾に並んで待つこと40〜50分💧ええ、立ったままです。えー、オフィシャルの動画では、呼ばれるまで座って待ってたじゃないですか〜😭 つくづく、トイレ行っといてよかった...。

面接フロアの時計はWST

スマートウォッチは館内では電源を入れられないため、アナログ時計をつけて行くのをお勧めします。私もそうしましたが、久々のアナログ時計。ねじまきをしていなかったため、面接フロアにある時計を見つけて時間を合わせようと思ったら。えっ、今11時すぎぐらいのはずなのに壁の時計は7時すぎ?💦

あ...そうか、ここは大使館(総領事館)、つまり、米国内。掛け時計の時間も米国時間(西部時間)というわけですね。サマータイムなので、日本より16時間ビハインド🕖 それに気づいて、無事 時計合わせできました😅

面接でのやり取り

面接フロアは狭く、そこにずらーっと並んだ人たちは静かに黙々と順番が来るのを待っているので、面接でのやり取りはフロア中に結構響きます😅待ち時間を有意義に過ごすために本を持参していましたが、立ち読みは疲れるうえ、面接の会話が耳に飛び込んでくるので読書するにも気が散る💦 仕方なく読書はやめて、リスニングを兼ねて耳に入ってくる会話を聞くともなく聞いていました。何を質問されるのかも知りたいし。とはいえ、プライバシーに関わることなので、聞こえてきた個人的なことは口外不出がマナーですね💦

やっと順番が回ってきて、Hi, how are you?で面接スタート。以前アメリカに行っていたときのことや国籍について少し触れられたあと、聞かれた質問は

  • ご主人の会社名は?
  • アメリカのどこに行くか?
  • 滞在予定期間は?

ぐらいで、その後、「ビザは2〜3日でおりますよ」と言われて終了でした。

面接の長さは人によってまちまちで、長い人はとことん長く話していて、かと思えばほとんど会話らしい会話はなく書類の照合だけしてハイ終わり、という短い人もいて。でもどの人も、最後には無事ビザがおりる旨を告げられていました。

あっ、でも一人だけ、写真が添付されていなかったようで、証明写真撮影ブースへ行って撮って来るようにと指示されていました。あぁぁこの人、もう一回この長蛇の列に並ぶのかなぁ...お気の毒でした😢

面接は基本 英語ですが、英語ではちょっと難しそうかなという人には、面接官の人、最初の挨拶のすぐあとぐらいから日本語に切り替えて対応して下さっているようでした。子供連れの申請者には、終了の際に子供に手を振ったりと、フレンドリーな感じの面接官の人たちでした。

私も挨拶の際に、調子はいいけどお腹減りましたーと言うと、あぁもうお昼ですもんねぇ!とフレンドリーに返してくれて、話しやすかったです😊

ビザ取得は渡米への第一歩!面接はそのために必要なステップなので、事前準備を怠らず、落ち着いて当日に臨んで下さいね👍

*1:カゴには携帯しか入れられません、と動画では言っていましたが、実際には、絶対に携帯だけ、というわけではなかったです