猫と一緒にアメリカへ🇺🇸渡米にまつわるエトセトラ

アメリカ西海岸へ、猫と一緒にお引越し✈️ 出国前の準備から渡米後の生活まで〜知っておけば役に立つ忘備録

アメリカ入国完了!

前回の記事を投稿してから...えっ、3ヶ月?!💦

随分とご無沙汰してしまいました。

その間、準備は着々と進めておりまして、実はすでにアメリカに入国しております😅

猫を連れての渡米準備、この3ヶ月の間にもはい、色々ありました。すべて書き留めたい!と思いつつも書けず、書ききれていないこといっぱいですが、アメリカ生活に突入したのを契機に、渡米までのことやアメリカ生活のこと、またポツポツ書いていきたいなと思います。よろしくお願いします❤️

渡航用ケージ

今回、ユナイテッド航空を利用しましたが、機内(客席)に一緒に連れて乗るには色々とルールがありました。

その一つが、機内に持ち込むケージのサイズ

うちにあるキャリーでは大きすぎたので、このサイズに合ったソフトケージを購入しました。

猫に慣らすため、渡航の3ヶ月以上前に購入しました。最初はこんな感じでした↓

にゃんだコレ?と言いつつも興味は深々。そのまま同じ部屋に置いたままにしていましたが、なかなか自分から入って行ったりはせず..

と思っていたら、ある日、自分から入っていて、中で寝ることも増えました。

すっかり気に入ってくれて..🥹✨慣らし、成功👍

輸出検査の日付

それから月日は流れてですね(この怒涛の3ヶ月間のことは、また振り返って書けることがあれば書きたいと思っています💦)、猫を連れて海外に出るための最後の検査=輸出検査渡航10日前に受けました。

これは、出発空港の動物検疫所で受ける検査で、通常は出国当日または前日などに受けることが多いそうです。

が、うちの場合、空港へ行くついでが出発10日前にあったので、その日に受けさせてもらいました。

検疫所の方はとても親切丁寧で、色々と細やかに教えて下さって本当に助かりました✨

10日前の検査というのは前例がなかったらしく、「こんなに早く受けて、入国側の受け入れには問題はないかどうか 相手国に確認しておいて下さいね」という進言を受けました。

こういう場合、米国領事館はまずアテにできません。

(米国の行政機関は、だいたいが自動音声でオペレーターにはなかなか辿り着かせてもらえません。やっと辿り着いても、ウェブで検索するよう検索キーワードだけを言われたりします。で、そのキーワードで到着するサイトというのが、すでにそれまで自分で調べ尽くしていたサイトだったりします😇チーン)

なので、色々調べて、必要と思われるアメリカ行政機関に直接メールで問い合わせました。

 

  • USDA(🇺🇸農務省)→回答:うちでは特に問題はないけど、CDCにも聞いてみてね
  • CDC→うちは管轄ではない。州の農林水産省(CDFA)に聞いてね
  • CDFA→公衆衛生庁(CAPH)に聞きなよ
  • CAPH→USDAに聞いて

 

はは..想像はしていましたが、見事なたらい回しでふり出し(USDA)に戻らされました😅罰ゲームだったんでしょうかw
(とはいえ、農務省のメール担当の人は文面からしてとても親切で、長い道中気をつけて来て下さいねー!という温かい言葉が添えられていたりして、感動しました✨)

でもまぁこれで、日付的には問題ないということがわかり、出国10日前に動物検疫所で最終の検査を受けたわけですが、これがまた出国当日とんでもないことに..😭

出国当日 ユナイテッド航空カウンターで足止め

実は出国直前にコロナにかかってしまい、数日間ぶっ倒れていました。

朝 平熱になった!と思っても、その後すぐまた熱がぶり返し、かと思うとまた下がってまた上がる、という繰り返しで荷造りなどできず。。

出国前日にやっと完全平熱になり、その1日で荷造り・手続きなど渡航準備を一気に済ませました。もうダメかと思いましたが間に合いました(thanks to 家族✨)

出発直前まで荷造りでゼイゼイ💨な状態で、猫を連れて電車に飛び乗り空港まで。

ユナイテッド航空のカウンターでチェックインをしようとしたところ、キャリーにつけていた動物検疫所発行の「Quarantined(検疫検査済)」タグを見て、係員の人が何やらざわつき始めました。

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それから長いこと待たされ..待たされ..まだまだ待たされ..1時間ぐらい待たされたでしょうか..

どうやら、輸出検査の日付が、出国日よりも前すぎるというのが問題になっているようでした。

どうも、ユナイテッド内の規約では、"10日前"がリミットだとか。ならちょうどでいいじゃん、と思ったんですが ジャスト10日前だったので、その日が入るのか入らないのかが分かれ道ということで、色々なところにTELされて確認してくれているようなんですが、一向に解決しない様子で💦

たまらず、「動物検疫所から指示を受けて、アメリカの行政側にはすべてメールで確認済み、日にちは全く問題ないという回答でした」とやりとりしたメールを見せたところ、*1「ではここはお通ししますが、入国の際に拒否される可能性もありますので..入国時の検査予約はお済みだと思いますが」とのこと。

入国時の検査?予約?そんなのしてません😅っていうかそんなのないよ、たぶん🤔

不安が頭をもたげつつも、これまで調べに調べてきたので、きっと大丈夫!と思いながら飛行機に乗り込みました✈️

Welcome to SFO🇺🇸

フライト中の猫のケアについてはまた別の機会に譲るとしまして、そんなこんなで着きましたよSFO(サンフランシスコ国際空港)!

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私たち人間の入国審査は、ものすごい行列をずーっと立ったまま進んで、審査ブースを通過していよいよ検疫!

と、身構えるも、どこにも検疫チェックするようなところが、ない..?

空港の係員の人に「検疫どこー?」と聞くと「そのまま進んで」と。

そのまま手荷物検査場へ行くと、そこのスタッフがキャリーを見て「犬?」と。「いえ、猫!」と答えると、紙出して〜と言うのでここで初めて、出発空港の動物検疫所で発行してもらった輸出検疫証明書を提出!

この輸出検疫証明書を入手するまでには、2回の狂犬病ワクチン接種に始まり、狂犬病抗体検査、抗体検査証明書の発行、健康診断書の発行、英訳がついていないものはそれぞれを英訳..等々、かかりつけの獣医の先生とスタッフの方々の多大な協力を頂いて、長い道のりを乗り越えてきた感があったので これまでのすべてが実を結んだ..😭と感無量でした。

とか思う間もなく、「はいー書類返すよ〜あっパスポートも、持ってってー」と、検疫証明書は手元に戻ってくるわ、猫には指一本触れられもしないどころかキャリーを開けて見られることすらなかったし..入国時の検疫検査などなく、全く問題なしでスルーでした👍

さぁ新居へ

SFOから家までは車で移動🚙夫が運転、私が猫をしっかりホールドすればキャリーから出してあげられるので、この方法を選びました。

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日本の家を出てから、飛行機内のトイレで1〜2時間ごとにちゅーると水を口に運んだ以外はほとんど何も食べておらず、排泄も全くないので心配でしたが、車の中で簡易トイレを作っても(猫砂も持って行っていました)排泄せず、味に飽きたのかちゅーるももう食べなくなったむつき🐈‍⬛

私の膝の上ですやすや眠り出し、少し寝てからは外の景色に目を向け、何か考えているような様子でした。

新居についたら、しばらく家じゅうを探検していましたが、ほどなくしてお気に入りの場所を見つけたようで 早くもすっかり慣れたようです😆

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半年前..今年3月から着手した猫の渡米準備も、これでめでたく完了です!🎉

本当に、無事到着できてよかった..😭

ご協力頂いたすべての皆さまに、大・大感謝です💞

 

*1:ユナイテッド航空カスタマーサービスにも何度もTELしており、出国の何日前以降に検査を受けるべきかについても日付のしばりはないという回答をもらっている、ということも併せて説明しましたが、電話だけでは記録が残っていないため、この話は受け入れてもらえませんでした。何か問い合わせた時は、担当者名を聞き、日時を入れた記録を残しておく必要がありますね。